Estimote社のiBeaconアプリの仮想ビーコンとリアルEstimoteビーコンとの違い

iBeaconのアプリをiBeaconのトップメーカーであるestimote社のに対応しようとした時に気づいた事です。
以前、iBeaconに興味を持った時に、estimote社が作ったアプリ、ずばりEstimoteというデモンストレーション用アプリを試しました。

このアプリにはiBeaconをまだ買っていない人でも体感できるように、iBeaconデバイスのかわりにビーコンを発信する「仮想ビーコン」というのが用意されています。

そしてestimote社のビーコンに対応したiBeaconアプリを開発をしました。でもestimoteの本物のビーコンは3つで1万円ぐらいします。それではということで、開発、正確にはテストにこの仮想ビーコンを使っちゃえと思いました。
estimote社のビーコンに対応といっても出荷時のProximity UUID
B9407F30-F5F8-466E-AFF9-25556B57FE6D
に対応しただけです。以前のEstimoteはこのProximity UUID固定でしたが今は変えられます。今となっては秘密だったこのProximity UUIDも本家サイトでも記載されています。
How do I modify UUID, major and minor values?
っで、アプリがちゃっちゃと対応したつもりで、先ほどの仮想ビーコンで試すと作ったアプリが何にも反応しない!簡単と思い込んでいたので焦りました。
冷静になって、実験してみました。逆に俺アプリからestimoteアプリに発射。

認識している…。Estimoteアプリ同士だとどんなんだっけ?

あれれ?微妙に違います。認識しているアイコンが俺アプリが発射したのはリアルなiBeaconで、仮想ビーコンはスマホの表示で区別されています。
っで、答え。Estimoteアプリの仮想ビーコンは先述のと異なるProximity UUIDを使っていて、アプリの受信ではリアルビーコンと仮想ビーコンの2つのProximity UUIDを受信しているのです。たぶん。そしてその仮想ビーコンのProximity UUIDはわたしのアプリは知らないので認識できないと。わかると簡単なのですが、ギョっとしました。