早くもジョブズ不在時のアップルに逆戻りの予感

iOS7とMac OS X Marvericksがリリースされてからというもののソフトウェア・アップデートやバグが後を絶たない。
以前ブログに書いたように持っているデバイスのひとつだけiOSを入れてみたけど、あまりの不安定さに他のは見送っている。身内のおじいさんのiPadは絶対にiOS7にしたくない。iOSの不安定さなのか、マルチタスクとかUIが変わってデベロッパーが使いこなせていないのか知らないけど、iOS7がiOS6からオペレーティング・システムとしての中身も劇的に変わったのは間違いない。
iOS6で動いていたのにiOS7で動かなくなったアプリも少なくない。アプリって「バージョンXX以降サポート」みたいな表記だけどiOSに限っては「バージョンXX以降からXXまでサポート」とすべき。同じことはMarvericksにも言えて、クリスマス商戦をすぎた未だに大手プリンタメーカーのドライバが無かったりする。アップルも例年と違い開発環境のXcodeがまだMountain Lionで動くようにしている。例年ならMarvericksでしか動かないようにしちゃう。ある意味、これだけでもMarvericsに問題があるとアップル自身が認めているようなもの。
そしてアップルは支持者に冷たい。メーカーやアプリ屋は四苦八苦しているのがアップデートの頻度みてもにじみ出ている。
この品質だったら、クリスマス商戦前にリリースすべきではなかったと思います。
こういう「アップルのアプリってカッコイイけど突然落ちるよねー」的な劣悪な品質、フラットデザインみたいな物珍しさと、RatinaやAナントカCPUなどスペックで売り込むというのはスティーブ・ジョブズが復帰する前のアップルに良く似ている。
スティーブ・ジョブズのゲノム
シャープの初期のAndroidスマホがメールも電話も落ちるなんて品質でしたが、このまま行くと逆転しそう。Marvericksだって品質悪ければWindows8にいっちゃう。ちょうどWindows7ユーザーが、そろそろ買い替える時期に差し掛かっているのに!
 
ありえへんわけではない来年の予想

  • Kindle Phoneの登場
  • Kobo Phoneの登場
  • Yahoo Phoneの登場

やっぱ電子書籍って生活変わります。Android勢が躍起になっているHD動画が観られるとかより本。
たいていは紙より安いんだけど、じゃあなんでクローゼットの場所を取る紙版に追加で千円をわざわざ払うの?って感覚が芽生えてしまい、小説とかエッセイとか別に付箋なんか貼りたくならない本なら電子書籍以外は買う気がなくなりました。自炊も面倒くさい。電子書籍って、スマホよりiPad miniとかの大きさでセルラーを持たないとわからないと思います。
今もスマホが大型化しているので、そんな電子書籍ライフに気づく人は来年増えると思うのですが、電子書籍屋がスマホを自ら出すのはどうなんでしょう?
Koboはありえそう。カナダの本家Koboセルラータイプが無いので先は長そうですが、楽天グループ的には楽天でんわを始めているし、楽天市場楽天銀行楽天証券楽天トラベルといったアプリをプリインストールできるので、戦略的にありえない話ではない。というかそうしないとAmazonには一生勝てない。たとえば全部加入すればデバイス無料とか。まぁ早くて来年の今頃?。。。
Amazonの弱点はやっぱ日本がわかっていないところ。だからeBookJapanに追いつけない。楽天が一旦Rabooっていう日本風電子書籍をまずやったのは、失敗してもeBookJapanのように出版社との関係構築が図れるっていうのがあったと思う。こういうのは銭勘定では計れない。
Yahooジャパンは携帯インフラは身内に強固なのがあるけど、携帯経由で売れる商材がYahooショッピングだけつーのが痛いですね。