Windows ユーザー エクスペリエンス ガイドライン

大抵のSI企業やプロジェクトでは、画面のガイドラインがあったり、プロジェクトで即興で作ったりすると思うのですが、ほとんどは様式を揃えることまでしか言及していないと思います。私がこれまでに目にしたユーザインタフェースガイドラインで、画面のデザインの善し悪しまで言及していたのはSunのOpenWindowsのガイドラインぐらいです。たとえば「カーソルは高速にブリンクさせると、倒れる人いるのでやめなさい」とか、そーいうのです。後にSunはJavaルック&フィールデザインガイドラインマイクロソフトWindows95ぐらいにガイドラインを出版していたのですが、どちらかというとコントロールの紹介みたいなもので得るものはなかったのです。
が、マイクロソフトは新たに「Windows ユーザー エクスペリエンス ガイドライン」、略称は"UXガイド"を公開しておりました。デザインの原則に始まり、各コントロール、たとえば「チェックボックスを使うのが妥当か?そーいう時はラジオボタンを使うべし!」みたいな目安が例も交えて「適切なコントロールかどうかの判断基準」としてまとめられています。これは同様のコントロールを持つWebのデザインにも適用できると思います。自分がデザインした画面に、「こんな操作性ありえない!」とかユーザーさんに言われているエンジニアの方には、すごくオススメです(^_^;)
 
最新更新日は今年の7月ですのでVista時代です。Windows7で何か変わっているのであればアップデートされるかもです。とにかく、下記のURLで無償でPDFがダウンロードできます。
Windows ユーザー エクスペリエンス ガイドライン