中国でiPhone8の大規模ベータテストか?

先日、iBeaconが海外で盛り上がっている記事を書きましたが、8月中旬ぐらいから海外で公開しているアプリが軒並み尋常じゃ無いダウンロード数の伸びになりました。
左のページビューと右のダウンロード数がまったく連動していません。

オワコンになっていたアプリも同様にすごい伸び!

まんべんなく海外で公開しているすべてのアプリが伸びていました。
どこの国のダウンロードが多いのか調べるとどのアプリも中国が圧倒的な数でした。
英語のアプリなのに。

日本でしか公開していないアプリにはこの現象はありません。
ここからは想像ですが、まず思いつくのが来月にでるはずの
1)iPhone8のベータテスト
時期からいって製品はもうできているはずですので、大人数のテストチームでApp Storeにある既存アプリをモンキーテストとかスモークテストをやってiPhone8のファームウェアやiOS11に不具合がないか確認しているのではないかという説。テスターの人件費と、製造は中国でやっていることを考えるとありえるかなと。
 
次に思いつくのが
2)大幅刷新のApp Storeのテスト
例年今頃にiPhoneよりも先行して改修が行われます。今年もiTunes Connectというアプリを申請したり、ダウンロード状況をみたりするデベロッパー向けサイトが、8月ぐらいから少しづつ変わってきており、バグもあって調子悪いです。これは例年どおり。例年と違うのはApp Store側でこのような兆候は目にしたことない点です。
App StoreiBooksなどをiTunesに統合するという噂は以前からありますので、それが本当ならユーザインタフェースが大幅に変わる可能性があります。それが本当だとすると、徹底的にApp Storeユーザビリティをテストしているのもおかしくありません。
 
3)自分が中国で人気者になった
App Storeに公開している俺専用アプリをアリババさんが20億円ぐらいで買収してくれて、IT稼業からエグジットとか。
ありえないですねw
 
4)中国政府がアプリを審査している
VPNの遮断とか、SNSは実名にしろとかいろいろ中国政府のネットへの規制がざわついていますので、次はアプリ単位で中国で公開してもよいかという中国政府による審査。これはありそう。いままでアップルにまかっせっきりだし、アップルはデベロッパーに責任丸投げなので。
 
何らかの理由でテストしているのは外していないと思います。というのもダウンロード数がアプリのジャンルとかオワコンとか関係なくだいたい同じ数なので。人民がただダウンロードしているのであればありえないですよね。
これの真相をさらに調査中です。