「水曜どうでしょう」でアクトビラ品質崩壊

先日、何か気分転換になるものを見たいと思い、そーいえば「水曜どうでしょう」の新しいのって始まったらしいけど東京で見られるのかなって調べてみました。
注1:「水曜どうでしょう」は大泉洋が芸能界に入るきっかけになった北海道のHTB放送のだらだらした番組です(^^ゞ
 
そうしたらアクトビラで提供されているらしいんです。
注2:アクトビラはインターネットを使ったVOD(ビデオオンデマンド)で今やほとんどのTVにこの機能が付いています。
以前に無料のタイガーマスク第1回とかだけ見たままだったのですが、1回放映(25分)につき315円ということもあり、この際お金を払って見てみました。
 
出だしは好調。内容もまずまず良い感じ。。。。と、ところが途中から音声とか画像が飛び始めました!
終盤には、1秒に1回途切れるぐらいひどい!
試しにYouTubeのように一時停止をしてみたのですが、アクトビラ HDにはバッファというものが無いみたいで、何もかわりませんでした。
酷すぎる。。。醜すぎる。。。
 
調べてみたら、アクトビラの人気ランキングを5位まで「水曜どうでしょう」5話が独占している。。。
アクトビラのサイト
アクトビラの3/3付けプレスリリースでは、前日にアクセスが集中して途切れたり、接続できなかったけど解消したというお詫びと報告。
アクセスが集中した理由は書いていない。みずほ銀行みたい。けど、これって「水曜どうでしょう」の第1話ぐらいの公開時期じゃないかな。その後も何も手を打たずに2、3、4、5話と公開していくもんだから当初のアクセスに、私のような新たなアクセスも増えて、ちゃんと見られていない人多いのでは?
 
普通に考えてハイビジョン映像をバッファ無しでVODで提供するって、アーキテクチャ的に無茶じゃないかしら。(まさかTV機器によってバッファあったりする?)しかもアクトビラって、アクトビラ・ダウンロードっていうTVに一旦ダウンロードして視聴できる機能もあるのに、この状況でもバッファ無しストリーミングで提供し続けて黙っているって、会社として何考えているんだろうと思いました。
 
そんなことを考えていたら「当たり前品質」っていう言葉を思い出しました。「当たり前品質」って言っても“あって当たり前”って定義ではユーザーによってブレるだろうし、“行間の仕様的”に語る人もいるんだけど、以前に「当たり前品質」の起源から調べて自分で勝手に定義して納得したのは、「その品質が無いと、ユーザーがそれを使う理由が無くなる品質」。たしか起源は自動車業界だったと思うんですが、“走らない自動車”とか“安全でない自動車”とかそういうのが例になっていたと思います。
注3:違っていたら突っ込んでください(笑)
今回のアクトビラの一件もそうで、番組として視聴できない時点でこの会社には「当たり前品質」という認識が欠けていると言わざるを得ないと思います。このまま6話以降も公開を続けていくとすれば相当ブラックな会社だと思いますねぇ。